◆日本ハム4―1楽天(3日・札幌ドーム)

 楽天は、6回まで好投していた先発・辛島航投手(27)の続投が裏目となって逆転負けを喫した。

 辛島は2回から4イニングを無安打に抑えるなど6回まで1安打無失点と完璧に近い投球を見せた。だが、日本ハム打線につかまったのは1点リードの7回。1死から清宮、杉谷に連打を浴び、球数は107球で佐藤投手コーチがマウンドに向かった。ベンチの決断は続投。「鶴岡は足が遅いので低めのチェンジアップでゲッツーが取れるかなと思った」と梨田監督。代打・鶴岡に中前安打を浴びて1死満塁となると、清水に満塁本塁打を浴びて逆転を許した。

 辛島は「最後がアレだとパー。きのうからチームのいい流れがあったのに、やらかした。もっと内側に投げるつもりだったけど、シュートして中に入ってしまった」と猛省。指揮官は「辛島の状態がよかったので引っ張りすぎた。あそこの鶴岡の所で決断すべきだった。ちょっと長く投げさせすぎた、申し訳ない」と悔やんでいた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180503-00000213-sph-base