◇交流戦 楽天4―1巨人(2018年6月5日 東京D)

 楽天の古川侑利(ゆうり)投手(22)が巨人打線を5回1失点に抑え、5年目で待望のプロ初勝利をマークした。楽天の投手がプロ初勝利を巨人から挙げるのは球団史上初。

 有田工から2013年のドラフト4位で入団して5年目。ベンチで迎えた試合終了の瞬間について「本当に心の底からうれしかったです」と満面に笑みを浮かべた22歳は、これまでの5年間について問われると「いや~…」と言ってしばらく言葉にならず。「ホント長かったですね。本当にやっと勝ててプロ野球選手になったなという気持ちです」と振り返った。

 初回、1番・陽岱鋼にいきなり右中間フェンス直撃の二塁打を浴びた。続く田中俊には四球を与えて無死一、二塁のピンチ。だが、坂本勇を右翼へのフライに打ち取ると「嶋さんのミット目がけて全力で腕を振るだけでした」と岡本、亀井を連続三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 4回には2安打と自らの暴投もあって、今度は2死満塁。だが、山口俊の三遊間を抜きそうな当たりは三塁・ウィーラーが横っ跳びで抑えてまたも無失点。「本当にバックの方にも助けてもらってホント感謝してます」とチームメートに感謝した。私生活では昨年のクリスマスイブに結婚。この日のウイニングボールは「まずは奥さんに見せて、その後は実家に送りたいと思います」とはにかんだ。

【楽天】プロ5年目で初勝利の古川「初回から全力でいきました」

 
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スポーツ報知

日本生命セ・パ交流戦 巨人1―4楽天(5日・東京ドーム)

 楽天・古川侑利投手(22)が、プロ5年目、15試合目の登板で初勝利をつかんだ。今季2試合目の先発となった右腕は、巨人打線を相手に5回6安打1失点。自己最多8三振を奪う力投を見せ「初回から全力でいきました。とにかく嶋さんのミットめがけて、ミットよりも高くいかないように腕を振っていきました」とホッとした表情を見せた。

 憧れのG打線から、待ちに待った初白星を手にした。佐賀出身の22歳は幼少期、巨人に目を奪われた。特に当時主砲だった松井秀喜の大ファンだった。1軍では初対戦となる巨人戦へ、試合前には「対戦したいのは)阿部さんですかね。小さいときから見ていたので」と心を躍らせていた。

 ◆古川 侑利(ふるかわ・ゆうり)1995年9月8日、佐賀・武雄市生まれ。22歳。武内小3年時に武内スポーツ少年団で野球を始め投手兼遊撃手。武雄北中では内野手。有田工高では2年秋からエース、3年夏に「4番・エース」として創部114年目で甲子園出場に導く。開幕戦で大垣日大(岐阜)に勝利も、2回戦で常葉学園菊川(静岡)に敗退。13年ドラフト4位で楽天入団。178センチ、78キロ。右投右打。

楽天・古川がG倒でプロ初勝利「やっと勝てて、プロ野球選手になった」5回1失点

 
コメント

デイリースポーツ

 「交流戦、巨人1-4楽天」(5日、東京ドーム)

 楽天が先発の古川侑利投手(22)が5回1失点と好投し、プロ初勝利を挙げた。チームは今季の交流戦初白星となった。

 古川は初回に陽の二塁打と田中俊への四球でピンチを招いたが、岡本、亀井の4、5番から連続で三振を奪ってリズムに乗った。五回には2点リードの五回には、1点を失いなおも2死満塁のピンチで、迎えたマギーを空振り三振にきってとり、窮地を脱した。

 5回を投げ6安打8奪三振と巨人打線を相手に踏ん張り、救援陣に後を託した。打線は三回に茂木の2ラン、八回の田中の適時打などで4点を挙げた。

 ウイニングボールを手にカメラマンのフラッシュを浴びた古川。ヒーローインタビューでは「本当に、心の底かうれしかったです。いやあ…本当、長かったですね。やっと勝てて、プロ野球選手になったなという気持ちです」と胸の内を語った。ウイニングボールは、「まずは奧さんに。その後は実家に送りたいと思います」と感謝の思いを込めていた。