楽天・梨田昌孝監督(64)が、16日の阪神戦(楽天生命)終了後に辞任を表明した。17日からは平石洋介ヘッド兼打撃コーチ(38)が、監督代行を務める。梨田監督の辞任を承諾した立花陽三社長(47)の一問一答は以下の通り。


 ―梨田監督からの話は

 「まず監督からは、『借金20、残り80試合でのマイナス20ということでの責任の重さ、ホームゲームで勝てない責任の重さを痛感しています』という話を頂いた。マイナス20という数字に責任を感じているので、辞任したいという申し入れがありました。私としてはまだ80試合あるので1試合1試合戦っていくという話しもずっとさせて頂いてはいたので、頑張っていこうという話はさせて頂いていた。1つの区切りだというお話で。残念ながら辞任することになりました。監督自身も途中でやめるということが、責任を取るという言葉がひとつある一方で、見え方によっては途中でやめることに対する、言葉が悪いですけど逃げ出すようには、という気持ちはなかった。そこだけはご理解頂けるとありがたいと思っています。これはうまく言えないんですけど」

 ―明日以降の戦いは

 「平石ヘッドに監督代行として指揮をとって頂こうと考えまして、平石ヘッドに承諾を得ました。梨田監督と平石ヘッドで話をしています。今さっきのことなので、そこ(監督代行)からスタートさせて頂いてと考えています。本当に急になので」

 ―平石監督代行の期間は

 「なにか決めているわけではない。1試合1試合しっかり戦って欲しいということしか今の段階では。例えば、何か月か前から監督として時間を与えていたわけではないので、厳しい戦いになることは分かっていますけど、ヘッドとしてやってくれていて、2軍監督もやっていたので、ある程度選手の性格及び技量は分かってくれる人だと思う。しっかりとチームをいい方向に持っていって頂ければなと思っています」

 ―チームとして借金20になった原因は

 「これはチームの監督、コーチ、選手は当然ながらあると思いますけど、フロント含め、私も含め非常に責任は痛感しております。これは全員の責任だと思っています。決して監督だけの責任では全くない。私は責任者ですので、自分自身も責任を強く感じています」

 ―今後選手の補強については

 「それは(補強の期限となる)7月の31か30か分からないけど(正式には31日)、その日まで今でも調査していますし、それは外国人、トレード含めやれることはやっていく。今もやっていますし、進めています。今具体的に誰を獲りますという発表はありませんけど、進めています」

 ―コーチ人事については

 「監督が抜けて平石監督代行が指揮を執る。今はそれでスタートする。今日の今日なので。これから平石監督と話をする中で、ニーズは出てくるかも知れないけど、さっきは今のままでいきたいということなので、この体制で立て直せるように頑張って行かないといけないし、我々もしっかりサポートする体制を再構築しなければいけない」

 ―今年の不振の原因は

 「僕自身は関わった全員の責任だと思います。全部が実力。監督をしっかりサポートできなかった自分にも責任がありますし、フロント含め何がというわけではない。スポーツはそういうものだと思う。全員が勝ちを信じないと勝てない。そういう組織になったのは自分の責任。この現実を受け止めなければいけないので、受け止めてしっかりともう一回あと80試合大切に戦いたい。50勝30敗で単純計算借金0になる。そこは最低レベルとして多々語っていきたい」

 ―平石監督代行に期待することは

 「明るくやって欲しいなと思います。技術的なことうんぬんかんぬんは彼に任せるとして、僕から言えるのはこうなった責任を1人で背負う必要はないので、とにかく明るく元気に取り組んで、1試合ずつ大切に戦って欲しい、諦めない野球、星野さんが教えてくれた、梨田さんから教わった野球を、彼(平石監督代行)はうちの歴代監督の野球は全員知っていると思う。そこは彼に任せて、歴代の監督を総決算するような野球をやって欲しいと思っています。決して梨田さんも負けたくて負けるわけではないので、勝負の世界のなのでこういうこともある」

 ―三木谷オーナーに報告は

 「私からしました。オーナーからは承諾を頂いた。私の力不足で止めることは出来なかったという話はさせてもらった。まだこれは監督には話していないけど、ちょっと落ち着いたら3人(梨田監督、三木谷オーナー、立花社長)でご飯でも行こうという話を。少し不謹慎ですけど、それくらいコミュニケーションを取れていたので、残念ではありますけど2年半、僕はしっかりやって頂いたと思う。それは監督には感謝してますし、オーナーも同じ気持ちだと思います」