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放射光施設 仙台に決定 知事は「発展につながる」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00010002-khbv-l04

県や仙台市、経済団体などが誘致を目指していた放射光施設について文部科学省の審議会が開かれ、東北大学のキャンパスに設置することが決まりました。
放射光施設は物質の構造を原子レベルで解析する「巨大な顕微鏡」と言われ、文部科学省では最新の研究ができる新たな放射光施設の建設を目指していました。これを受け、東北大学や経済団体などでつくる財団「光科学イノベーションセンター」が東北大学の青葉山新キャンパスを建設予定地として応募し、28日開かれた文部科学省の審議会で了承されました。
東北大学の試算では設置後10年間で経済効果はおよそ3200億円、約1万4000人に上る雇用を生むとされています。
村井知事は「非常に素晴らしい朗報だと思います。宮城・東北の将来、5年後10年後のあるいは20年後30年後の発展に必ずつながると思います」と話していました。