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2回1死一、二塁、左越え3ランを放ったペゲーロ
◆西武1―9楽天(30日・メットライフドーム)


 楽天は30日、西武戦(メットライフ)に連勝。21安打15得点で大勝した29日に続き、12安打9得点と打線が爆発し快勝した。「8番・右翼」でスタメン出場したカルロス・ペゲーロ外野手(31)は、2回に先制の左越え16号3ランを放つなど4打数2安打4打点。再調整を終え2軍から戻ってきた大砲が、5戦連続安打と存在感を示している。

 追い込まれても、ペゲーロは力強く打ち返した。逆方向へ上がった打球が、そのままフェンスを越える。2回、連打で築いた1死一、二塁のチャンス。西武先発・今井の甘く入った149キロを逃さなかった。先制の左越え16号3ランに「前の2人(アマダー、藤田)に続いていこうと思った。甘い球がきたら、しっかり振ろうと。少し差し込まれたけどね」と振り返った。

 “恐怖の8番”だ。6月11日に不振のため2軍落ち。1軍再昇格は、梨田監督が辞任した後の24日だった。その日から5戦連続で「8番・右翼」でスタメン出場すると、この日まで5戦連続安打。18打数8安打、打率4割4分4厘、3本塁打、6打点の活躍に「力が入ってしまうけど、必要以上に力は入れず、バットのいいところに当てることを意識してる」とリフレッシュ効果を強調した。

 余裕が戻り、おちゃめな一面も見せた。9回、山崎がプロ初安打を放つと、返ってきた記念球をベンチを出て拾い上げた。その瞬間、隠し持っていたボールとすり替えそのままスタンドへ。「いいところにいたし、ちょうど自分のところに返ってきた。アメリカではよくあること」と驚く周囲に、笑って記念球を見せた。

 平石洋介監督代行(38)は「昨日(大量点を)取れたので、今日も早く点が欲しかった。ペゲーロのホームランが勇気を与えてくれた」。このカードの前まで、1勝8敗と苦手にしていた西武にも2連勝。下位に大砲が座る新生・楽天打線が、チームに勢いをもたらしていく。(山口 泰史)