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完投勝利を挙げた楽天先発の塩見(撮影・篠原岳夫


◇パ・リーグ 楽天7―2西武(2018年7月20日 メットライフ)


 楽天先発の塩見が、7安打2失点、完投で今季2勝目を挙げた。2勝はいずれも西武・菊池との投げ合いを制したもの。対戦成績も過去3戦負けなしで、“雄星キラー”ぶりをいかんなく発揮した。チームは今季最多タイとなる4連勝となった。

 4回までは両先発ともに無失点。しかし5回、楽天が今江の7号ソロなどで2点を先制すると、6回には渡辺直の走者一掃の適時三塁打などで4点を追加。菊地をKOした。

 塩見は6回1死一、三塁のピンチも切り抜け8回まで無失点。完封目前となった9回、浅村、山川、外崎に連打を浴びるなど2点を失うが、大量援護もあり6年ぶりの完投勝利となった。

 西武はエース菊池が大量点を奪われ、チームの勢いを削ぐ形に。打線は終始塩見に翻ろうされ、9回の反撃も2点止まりだった。

 そんな中、7回には1軍初登板となるドラ1左腕・斉藤大が登場。1回を1安打無失点と上々のデビューを果たした。