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7日の練習で、打撃に励む楽天の嶋
 大きな被害が出た北海道の地震が発生してから2日目の7日、プロ野球・
日本ハムとの試合が中止になった楽天は本拠・楽天生命パーク宮城で練習した。楽天も、2011年の東日本大震災で地元が被災した経験を持つ。選手たちは当時を振り返り、日本ハムの選手たちに思いを寄せた。

 「野球をやっていていいのか、という思いになったことはあります」。そう語ったのは楽天の嶋基宏選手だ。7年前の3月、東日本大震災が発生した時に楽天はオープン戦の遠征先の兵庫にいた。当時、選手会長だった嶋は「集中しなければいけない状況でも、集中しきれなかったということもあった」。その後、4月にあった復興支援試合で「見せましょう、野球の底力を」とスピーチし、被災地の人たちを元気づけた。

 平石洋介監督代行は「日本ハムの選手も、家族や親族、知人が被災している中で、色々な思いがあるはず」と対戦相手の胸中をおもんばかった。「被災地で苦労されている方がたくさんいる。我々は野球しかできないけれど、なんとか少しでも力になれれば」

 楽天はこれまでも、災害などがあるたびに選手会と球団が協力して募金活動を行ってきた。今回も日本ハムと協力し、8、9日の試合前に選手らが義援金を呼びかける予定だ。嶋は「個人や球団として、力になれることがあれば、取り組んでいきたい」と話した。