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  プロ野球ドラフト会議(25日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール)楽天はドラフト6位で渡辺佳明内野手(21)=明大=を指名した。渡辺の祖父は元横浜高校監督で、甲子園通算5度の優勝、通算51勝を誇る名将・渡辺元智氏(73)だ。

 「まずは、開幕1軍を目指して、とてもレベルの高い世界だと思うので、日々修行をして成長したい」

 渡辺は抱負を口にした。祖父の指揮していた横浜高から明大に進み、通算90試合で303打数95安打の打率・314、0本塁打、33打点。巧みなバットコントロールで、定位置奪取を狙う。

 祖父も目指していたプロの舞台。「自分だけの夢じゃなくて、おじいちゃんの夢も叶えられてよかった」と渡辺。プロの世界で、育ててくれた祖父への恩返しをする。 



 

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プロ野球ドラフト会議>◇25日

明大・渡辺佳明内野手(4年=横浜)が楽天から6位で指名された。

東京・府中の明大合宿所でチームメートとともにドラフト会議のテレビ中継を見つめ、名前が読み上げられると、ふーと大きく息をついた。

「何とか、何とかという気持ちで、信じて待っていました。率直にうれしい気持ちと、これからしっかりやっていかないといけないという自覚が生まれました」と口元を引き締めた。

祖父は横浜(神奈川)前監督の渡辺元智氏(73)。明大入学当初は、渡辺氏の“孫”と呼ばれるのがまず先で、自身の名前はなかなか出なかったという。祖父への感謝は常に胸に置きながらも「絶対自分の名前を先に呼ばれたい」という思いを持ち、4年間汗を流してきた。

同大の善波監督は渡辺を「常に前向きに、上を目指してプレーしていくのが最大の長所」と評した。その渡辺の姿勢は中学生の頃から変わらない。高校進学時、元智氏は横浜高への入学に反対した。それでも「横浜高校に入って、おじいちゃんと一緒にプレーしたかった。たとえベンチに入れなくても、3年間一緒にやりたかったので反対を押し切って入りました」。

大学でも結果を残し、つかんだプロへの切符。「おじいちゃんへは、『ありがとう』というひと言を伝えたい」と短い言葉に感謝の思いを込めた。そして「おじいちゃんもプロを目指していたけど、それが出来なかった。その思いを自分に託されたと思って、4年間プロを目指してやってきた。自分だけの夢ではなく、おじいちゃんの夢でもあるプロ野球選手になれてうれしい」と目を輝かせた。

元智氏の孫ではなく、「渡辺佳明」として指名をつかんだ。目標は開幕1軍。「プロはレベルの高い世界。毎日が修業だと思って、日々成長していきたい」とさらなる精進を誓った。 


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プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(25日・グランドプリンスホテル新高輪)

 「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が都内で行われ、楽天がドラフト6位で明大・渡辺佳明内野手(21)の交渉権を獲得した。指名を受けた瞬間は「おー」と驚いたような表情を見せ、善波達也監督(56)、井上崇通部長(68)とがっちり握手を交わし、喜びを分かち合った。渡辺は「なんとか、なんとか、(指名されると)信じていた。率直にうれしい気持ちとこれからしっかりしないと、という自覚があった」と振り返った。

 会見で一番感謝を伝えたい相手を聞かれると「ここまで成長できるとは思っていなかった。1年の時から使ってくれた監督のおかげなので感謝したい」と語った。同席した指揮官は「うまいよね~」と照れ笑いを浮かべ「常に前向きで、上を目指していく姿を見てきた。明るいし、顔つきもなかなかいいので、プレーでも振る舞いでも、子供たちに『渡辺選手いいな』と目指される選手になって欲しい」と背中を押した。

 現役時代はプロ野球選手を目指していた横浜高野球部元監督の祖父・元智氏(73)の思いも背負ってプロの扉をたたくが「まずは開幕1軍を目指して、レベルの高い世界なので、毎日が修業だと思って頑張りたい」と意気込んだ。