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 巨大な楽天カードパネルを持ってポーズする石井GM(左)と立命大の辰己

 楽天の石井一久GM(45)が26日、京都市内で4球団競合の末に引き当てたドラフト1位の立命大・辰己涼介外野手(21)に指名あいさつを行い、3つの「カズヒサ流エール」を送った。

 〈1〉まずはありのままで勝負 走攻守3拍子そろう外野手の辰己だが、GMは「最初からいじることはない」と、あえて助言を避ける方針だ。

 〈2〉相談乗ります この日は早速、自身の連絡先を手渡した。「我々が手助けできることはたくさんある」と約束。

 〈3〉競争に勝て 島内、田中が台頭する外野陣だが「レギュラーとして保証されている人はいない」と、し烈な競争を促した。

 さらには「仙台は天然芝の球場。その芝のにおいを嗅ぎながら走り回ってほしい」と“一久節”もさく裂。初対面の辰己は「面白い方だと思っていたけど、いざ目の前にするとオーラもすごく感じた」と苦笑いだった。(安藤 宏太)