楽天からドラフト2位で指名された大商大・太田光捕手(ひかる、22)が「爆笑問題特需」に期待した。

 名前の読みが1文字だけ異なるとは言え、漢字の表記ではお笑い芸人の爆笑問題・太田光(53、ひかり)と同姓同名。本家のことはこれまでテレビでしか見たことがないと言うが「名前だけで注目してもらえるので運はいいなと思います。同年代にはあまり言われないけど、大人の方には小さい頃から頻繁に言われていた」とファン獲得へ心を躍らせた。

 今季の楽天は2年目の田中和基外野手(24)が18本塁打を放つなどしてブレイク。「1年目からレギュラーを取れるように、遠慮せずにどんどん強気でプレーして、将来的には日本を代表するようなキャッチャーになりたい」と決意を新たにした太田が、田中に続く“爆笑問題出世”を虎視たんたんと狙っていく。

 ◆太田 光(おおた・ひかる)1996年10月14日、岡山・倉敷市生まれ。22歳。小学2年から「西浦(せいほ)少年野球」で始める。連島(つらじま)中では「倉敷ドリームボーイズ」でプレー。広陵高では3年夏の甲子園で1回戦敗退。大商大では1年春からレギュラー。1年春に最優秀選手、4年春に首位打者、ベストナインを4度受賞。177センチ、75キロ。右投右打。家族は両親と兄、妹。