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指名あいさつを終え手を組む(左から)沖原スカウト、弓削、長島スカウト部長
  楽天にドラフト4位指名されたSUBARU・弓削隼人投手(24)が31日、長島スカウト部長と担当の沖原スカウトの指名あいさつを受けた。

 身長193センチの長身から繰り出される最速149キロの直球が最大の武器の左腕。両親の身長は平均的というが「小学生の頃から頭ひとつ出ていた」とグングン身長は伸びた。今年の育成ドラフト2位で西武に指名された198センチの北海高・大窪士夢(じゆ)投手や197センチの阪神・藤浪晋太郎投手がいるが、左腕では広島・ジョンソンと並んで最長身となる。

 身長が伸びる秘訣を「よく寝ることですね」と笑って明かした弓削。投球をビデオでチェックした石井GMが獲得を熱望したといい、即戦力として1年目からの活躍も期待され「年間を通して勝てるようなピッチャーになりたいです」と意気込んでいた。担当の沖原スカウトも「あの体で規格外のスケールの大きい投手。存在だけで打者からすると嫌なピッチャーだと思う」と話した。

 ◆弓削 隼人(ゆげ・はやと)1994年4月6日、栃木・田沼町生まれ。24歳。吉永小で野球を始め、田沼東中では佐野シニアに所属。佐野日大高では2年春からベンチ入り。日大に進み、中日・京田とは同級生だった。4年秋は2勝0敗、防御率1・93で敢闘賞受賞。卒業後はSUBARUに進んだ。最速は149キロで持ち球はスライダー、カーブ、フォークなど。193センチ、105キロ。