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明大野球部寮で先輩でもある星野仙一氏の名前を指さす渡辺(カメラ・安藤 宏太)
 楽天にドラフト6位指名を受け、横浜高元監督の渡辺元智氏(73)の孫としても知られる明大・渡辺佳明内野手(21)が1日、東京・府中市の明大野球部寮で、長島スカウト部長らからの指名あいさつを受けた。目標には横浜高の先輩でもある松坂(中日)、涌井(ロッテ)らとの対戦を掲げた。

 幼少期から当たり前のようにして横浜高野球部の選手と触れあってきた渡辺。1997年生まれの渡辺にとって98年度卒の松坂や04年度卒の涌井ら大物選手も例外なくお兄ちゃんのように慕って、遊んでもらってきた。

 今後はプロで対戦する可能性も大きく「横浜高校のOBの涌井さんや、僕が生まれた頃に活躍していた松坂さんと対戦してみたい。自分が野球を始めた頃に野球を教えてもらったり、野球で遊んでくれた人たちと真剣勝負が出来る場に行かせてもらえるので、成長した姿を見てもらいたい」と意気込んだ。

 松坂が横浜高に在籍していたときはまだ赤ちゃんだったため「自分は記憶ないですけど、写真はあります」という。小学生時代には横浜高で自主トレをしていた怪物を目に焼き付けていた。一方で涌井は、自身が野球を初めてから出会っており「自分が真剣に野球に取り組んだくらいに、(涌井が)高校3年生だったので、1番最初に野球を教えてもらったり遊んでもらった選手。キャッチボールをしてもらったりとか、カラーボールでバッティングをやらせてもらったりとかしましたね」と懐かしそうに思い出を語った。

 渡辺は東京六大学の秋季リーグで初の首位打者を獲得。1年目から即戦力として大先輩たちの胸を借りるべく「まずはバッティングのしつこさを見てもらいたいなと思います。自分は三振しないことに自信を持っているので、そこをファンの皆様に見てもらいたいなと思いますね」と大学4年間353打席でたった17個だけだった三振の少なさをアピールしていた。

 ◆渡辺 佳明(わたなべ・よしあき)1997年1月8日、横浜市生まれ。21歳。小学2年から野球を始め、中学時代は中本牧シニアに所属。横浜高では1年秋から一塁のレギュラーで2年夏、3年春の甲子園に出場。大学では3、4年時に日本代表。4年秋に首位打者獲得。リーグ戦通算90試合で打率3割1分4厘、0本塁打、33打点、7盗塁。180センチ、79キロ。50メートル走6秒2、遠投110メートル。右投左打。家族は母と祖父母。