楽天は7日、国内フリーエージェント(FA)権行使を表明した西武・浅村栄斗内野手(27)の獲得に改めて名乗りを挙げた。

 仙台市内で取材に応じた石井一久GMは「ぜひ来てほしいという表明をさせていただきたい。僕もFAを経験した。器が大きくなったし、小さいことで動じることもなくなった。自分自身大きく成長させてもらった」と自身の経験を交えながら口説き落とす考えを示した。

 浅村は今季、西武の日本人で初の「3割、30本、100打点」を達成。127打点を挙げて打点王に輝き、主将としてもチームをけん引して10年ぶりのリーグ優勝へと導いた。特に楽天戦では25試合で8本塁打、26打点、打率3割6分8厘と打ちまくった。

 楽天は今季のチーム打率(2割4分1厘)、総得点(520点)がともに12球団ワースト。攻撃力アップは今オフの最重要課題で、さらに固定できていない二塁を任せられることも補強ポイントに合致している。

【楽天】平石監督も西武・浅村へラブコール「とにかく素晴らしい選手」

 7日に会見を開き、国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明した西武・浅村栄斗内野手(27)に対して楽天・平石洋介監督(38)がラブコールを送った。

 この日、楽天生命パークで行われた秋季練習終了後に取材に応じ「今年は相手チームにいて散々やられた。勝負強くてパンチ力がある。状況に応じて右方向に打つこともできる、とにかく素晴らしい選手。そりゃ欲しいですよ。セカンドも守れるので、魅力はかなりある。年齢も若い(27歳)し、今年は軸になる選手が固定できずに苦しんだので、欲しいですね」と移籍を熱望した。

 今季「3割、30本塁打、100打点」をクリアした浅村。得点力アップが最大の課題である楽天は、石井一久GMに続いて早々にアタックをかけてきた。