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<侍ジャパン・MLB選抜>8回2死、高梨はモリーナを見逃し三振に打ち取る(撮影・篠原 岳夫)

 【日米野球第3戦   侍ジャパン3―7MLB選抜 ( 2018年11月11日    東京D )】 「左キラー」の高梨(楽天)が日米野球3試合目にして初登板。1イニングを打者3人でピシャリと抑えた。 

 8回にマウンドに上がると簡単に2死を取り、打席には5回に3ランを放っていたモリーナ。相手は右打者だったが、初球は内角に直球を投げ込んで見逃し。最後はフルカウントから124キロのスライダーで完全にタイミングを外し、見逃し三振に仕留めた。

 「特に力みなく、自然に投げられた。(モリーナには)結果的に三振になってうれしい」

 首脳陣は左打者のソトを相手に投げさせたかったというが、今回のMLB選抜には右打者が多い。変則左腕の高梨は「状況的に右打者を抑えないといけない。臆することなく投げようと思っていたし、今日はそれが良かった」と笑顔で話した。