1: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:01:13.61 ID:ArXnE/IFF
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明徳義塾高校、拓殖大、Hondaを経て楽天に入団した石橋良太(右)。平石洋介監督も彼の反骨心を買っている。 photograph by Kyodo News

引用元: クビ寸前から一転、楽天の救世主。石橋良太が育成降格から大逆襲!

2: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:01:31.53 ID:ArXnE/IFF
 楽天の平石洋介監督は、前半戦の収穫について「去年いなかった選手が出てきてくれた」と、新戦力の台頭を真っ先に挙げていた。


 投手で言えば、それは4年目の石橋良太をおいて他にはいないだろう。

 前半戦はチーム3位の4勝。中継ぎからスタートし、今や先発ローテーションの一角を担う。昨年に腰を手術した塩見貴洋が出遅れ、3月には則本昂大も右ひじを手術。開幕戦で岸孝之が左太もも裏に違和感を訴え離脱と、平石監督が「どうなることやら……」と頭を抱えるなか、窮状を救ったのが石橋だった。

 奮闘とは裏腹に、前半戦の救世主が胸の内をこう漏らす。

 「今年はないものと思っていたんで」

3: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:01:49.93 ID:78GilcAUd
支配下に返り咲いた中での不安。

 石橋は一度、“クビ”になっている。

 ドラフトでは支配下選手として楽天に入団したが、2年目のオフには育成選手として再契約を結んでいる。3年目の昨年は二軍での好投が評価され支配下に返り咲いたものの、一軍登板は叶わなかった。

 昨年のシーズンが終了した時点で、石橋は戦力外を覚悟していたという。

 「だって、支配下から育成になって、また支配下になって一軍で活躍している選手ってほとんどいないじゃないですか。僕は見たことがないんで。だから、育成になった時からずっとそういう悩みは抱えていました」

 故障が原因での育成契約なら、完治すれば復活の場を与えられるだろう。

 だが、実力で降格した選手の未来は、実際のところ暗い。

 「楽しんでやろう」

 悩める石橋に前向きな姿勢を示してくれたのは、彼と同じタイミングで育成選手となった久保裕也だった。

4: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:02:08.84 ID:78GilcAUd
久保が話した「クビ」の恐怖。

 久保は右手の血行不良による降格だった。したがって、怪我が完治すれば支配下契約の可能性は十分にあったし、一軍復帰の現実味も高かった。その久保にしても、この時37歳のベテランだ。故障が「=引退」に直結する年齢でもあるし、むしろ石橋より不利な立場にいたとも考えられる。

 楽天に入団した時から「今が一番、野球が楽しい」と発している久保は、昨年のオフ、自らの想いをストレートにぶつけていた。

 「正直、この時期になると不安ですよ。知らない番号から電話がかかってくると、『クビかな? 』って怖くなります。でもまあ、自分はしぶといですからね。ゴキブリ並みの生命力がありますから(笑)。

 野球を楽しんで、しがみついて。そういう姿を後輩たちに少しでも見てもらいたいなって思いますね」

 ベテランになってもなお、泥臭く現役にこだわる久保の姿を見ていたのが石橋だった。

 苦悩が決意に変わり、覚悟が芽生える。

 「久保さんは、いつも『楽しんでる』って言っているし、実際にグラウンドでも楽しそうに野球をやっていて。そういう姿を見たり、お話をさせていただいて、自分も『思い切ってやろう。悔いのない1年にしよう』って」

5: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:02:37.59 ID:78GilcAUd
シュートで這い上がり、生きていく。

 ストロングポイントを貫く――石橋が導き出した答えだ。

 右打者ならばシュート、左打者ならカットボール。「崖っぷち男」はプロで勝負を賭けるべく、これを鉄則とした。

 昨秋のキャンプ。石橋の気概は、首脳陣にも伝わっていた。一軍のブルペンを担当する森山良二が、その時の心証を手繰り寄せる。

 「大卒、社会人出の即戦力で入ってきたのに、育成に落ちた苦労人だからね。『シュートで這い上がろう、生きていこう』って覚悟は、僕だけじゃなく平石監督にもすごく伝わっていたし、実際に我々にも『あのシュートは使える』って評価があったから」

6: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:02:52.97 ID:78GilcAUd
「ビビったら使わんぞ!」

 春季キャンプ。二軍スタートだった石橋は途中から一軍に合流した。オープン戦でも中継ぎとして5試合に登板し防御率1.69。その覚悟と武器で、開幕一軍切符を掴んだ。

 3年ぶりとなった一軍マウンド。石橋は打たれたが、逃げなかった。

 開幕戦。2点リードの6回に4番手として登板した。2死一、二塁。ピンチで迎えたブランドン・レアードの懐をえぐり、打ち取るはずだったシュートを捉えられる。チームは逆転され、石橋は敗戦投手となった。

 それでも崖っぷち男は、後ずさりすることなく前に歩を進める。

 試合後、石橋は「1時間、思いっきり反省した」という。鼓膜を刺激し、覚悟を胸に刻ませ、高いモチベーションを持続させるのは、日頃から言われ続ける平石監督の檄だ。

 「ビビったら使わんぞ!」

 この試合でもビビらず、投げた。結果、手痛い一発を浴びたが、動揺はない。しばらくすると、平石監督から声をかけられた。

 「気持ちの切り替えはできたか?」

 無論、反省はした。覚悟も不変だ。

7: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:03:09.92 ID:78GilcAUd
レアードに雪辱し、プロ初勝利。

 開幕戦から2日後のロッテ戦。石橋はリベンジを果たした。3回途中からマウンドに上がる。2点リードの5回、1死一塁と一発を許せば同点とされる場面で、レアードをセカンドフライに打ち取った。決め球は、心中すると誓ったシュートだった。

 「今日は石橋でしょ」

 試合後、平石監督の声が弾む。

 石橋は2回2/3を無失点に抑え、プロ初勝利を飾った。報道陣に囲まれた殊勲者が、自分に言い聞かせるように、心情を綴った。

 「またチャンスをいただけたんで、とにかくビビらないようにと。レアードには前もシュートを打たれたから、今日もシュートを思い切り放ってやろうと思っていました。これからも登板の機会をいただけたなら、一喜一憂せずしっかり投げていきたいです」

8: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:03:24.33 ID:78GilcAUd
先発に配置転換の“勝算”とは。

 活路は、確かに開かれた。

 ロングリリーフとしてフル回転していた石橋は、5月5日の西武戦から先発に回った。

 理由は先発陣の底上げ。チーフ投手コーチの伊藤智仁は、石橋の配置転換の理由を「苦肉の策だった」と説明した。

 「ブルペンには必要なピッチャーだし、長いイニングを投げてもらうことを考えると欠かせない存在でもあるんですが、あの時期は先発が試合を作れないことが多かったもんでね。『力を貸してくれ』ということで」

 この起用を決断させた背景には、もうひとつの勝算があった。伊藤の着眼点はこうだ。

 「シュートとカットはいいものがありますから、リリーフならばこれだけでも通用するかもしれないけど、先発となると2種類じゃ厳しい。でも石橋は、カーブとフォークもいいものをもっていたんでね」

 石橋自身も、先発に転向してから投球スタイルを変えたことを認めている。とりわけ、緩急をつけるためにカーブを有効活用できていることが、ローテーション投手として回れている要因だと自己分析している。

9: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:03:38.44 ID:78GilcAUd
「何でもやる、生き残る! それだけ」

 リリーフから先発へ。石橋の野球人生は、今やチームから全幅の信頼を得るまでに、大幅に軌道修正された。

 だが、根底がブレることはない。

 石橋が、当然だと言わんばかりに強調する。

 「何でもやる! 生き残る! 自分の気持ちを言うとしたら、それだけですよ」

10: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:03:53.81 ID:78GilcAUd

13: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:05:46.37 ID:jhAlJvka0
年取ったら見た目福原になりそうよなこいつ

14: 風吹けば狗鷲 2019/07/18(木) 11:06:43.73 ID:5Di7kT+U0
楽天の先発も若手が薄いからなぁ
こいつが若手一番手ってヤバイやろ
藤平は何しとるんだ