楽天の釜田佳直投手（２２）は１０日、久米島キャンプで２度目の打撃投手を務めた。制球を乱す場面もあったが、打者２人を相手に力のあるボールを披露。
ここまで、５００球以上を投げたキャンプの成果に手応えをつかんだ。１３日から金武町をベースとする１軍帯同も正式決定。１４日以降となる初実戦登板から、全力でアピールする。

　力ある直球で詰まらせると、左打者の外からのスライダーで見逃しのストライクを奪った。今キャンプ２度目の打撃投手を務めた釜田は「初めて左に投げたので、自分のボールを左打者がどう感じるかを見たかった」。
聖沢と岡島に対し、防球ネットに苦しみ４８球中２２球がボールと制球は乱したが「聖沢さんにも『強い真っすぐが来ていた』と言ってもらえた」と打者の反応に手応えをつかんだ。

　充実のキャンプを過ごしてきた。この日はブルペンを含め２日続けて約１００球を投げるなど、キャンプを通しては５００球以上。
過去２年は右ひじ手術からのリハビリで満足にピッチングができなかったため「オフからやってきたことを出していけた。投げ込みもできたし、肩、肘にいい緊張感を与えられた。金武町に向かうのが楽しみ」と笑顔を見せた。

　知らずに陥っていた“副作用”からも、抜け出そうとしている。与田投手コーチは「けがをすると怖くて、体が大きく使えないことがある。本人とも話をしました」と明かした。
過去の釜田のフォームと比較すると小さくなっていた。しかし、変化を認識したことで「ゆったりとしたフォームになってきた」（与田コーチ）と大きなフォームを取り戻しつつある。

　金武町にベースを移す１３日以降、１４日の韓国・ハンファ戦（金武）から実戦５試合が沖縄本島で組まれている。
「実戦では全力で抑えることに１００％集中したい。打者との駆け引きも、全部（今年）はじめてだから楽しみです」。昨季の復活勝利はまだ序章。完全復活の先に、開幕ローテが見えてくる。（山口　泰史）

楽天・釜田が「脱力投法」で開幕ローテーション入りを目指す。

今季は右肘じん帯再建手術（通称トミー・ジョン手術）から復活を果たし、８月２９日の西武戦（コボスタ宮城）で７１６日ぶりに白星。
だが「打者の手元で伸びる直球が投げられていない」と手術前の球威が戻っていないと感じている。

「腕を振ろうという意識が強かった。肘を柔らかくダラッとしたイメージで投げたい」。年明けの自主トレでは３年ぶりにヤンキース・田中らと練習する予定で、来季の完全復活を期している。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/12/26/kiji/K20151226011749620.html
2015年12月26日 05:30

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/12/26/gazo/G20151226011750790.html
楽天の釜田

梨田昌孝さん「久しぶりだったね。受けてみようかなというタイミングで釜田がいたので、たまたま。カマタまです。カマってみようかなとね」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151106-00000133-nksports-base

長かったな

96球被安打7奪三振1四球41飛翔
復帰戦ということを考えればまあまあか

96球被安打7奪三振1四球4飛翔1(メヒア2ラン)
修正