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 プロ野球・楽天のジャフェット・アマダー内野手(31)が9日、禁止薬物に陽性反応を示したとして日本野球機構(NPB)から6カ月の出場停止処分を受けた。これを受けて、楽天は謝罪し、自宅謹慎処分としたことを発表した。 


 楽天は「本日8月9日(木)付けで、NPB(日本プロフェッショナル野球組織)アンチ・ドーピング調査裁定委員会から、株式会社楽天野球団に対しまして、アンチ・ドーピング規定違反に対する制裁の通知がありました」と報告。「このたび、このような事態が起こってしまい、NPB、ならびにファンの皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけする事態となりましたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。

 アマダーは球団を通じてコメントを発表。「これまでの野球人生においてドーピング行為を行ったことは決してありません。禁止物質を意図的に摂取したことも一度もありません」とドーピングを否定し、「興奮剤や筋肉増強剤などを利用したこともなく、利尿剤や隠蔽薬を利用することも考えられません。過去数々のドーピング検査を受けてきましたが、全て陰性でした。今回の陽性反応には大変な驚きとともに、身に覚えのないことでとても不安でもあります」と心境を明かした。

 本人も「引き続き原因追及のための調査には全面的に協力していく所存です。皆さま、ご心配をおかけしていること申し訳ございません」と調査への全面協力を約束している。