勝利投手の釜田は梨田監督とハイタッチ
◆オープン戦　ＤｅＮＡ１―２楽天（２２日・横浜）

　楽天の釜田佳直投手（２３）が、間一髪で最悪の事態を免れた。５回無死一塁、代打・荒波の打球が釜田を強襲。「捕ったらゲッツーだと思った」と振り返ったが、鋭い打球は差し出したグラブには収まらず左足の付け根を直撃した。
「ビーンと電気が走りました。メチャクチャ痛いです」と話したが、急所直撃は何とか回避。梨田監督も「内ももに当たるぐらいなら、捕らなきゃいかんよね。大事なところだから“チーン”ってなるとこだった」と苦笑した。

　開幕５戦目の先発が内定しているだけに、当たっていれば大ピンチだったが、その後も続投。
５回５安打１失点で、オープン戦最終登板を終えた釜田は「オープン戦では一番悪かったけど、ランナーを出してから連打を食らわなかった。オープン戦では１回も大きく崩れなかったのは収穫。ボールが荒れたのはフォームに問題があったと思うので、修正して開幕へ向かいたい」と話していた。