1: 風吹けば狗鷲 2019/04/05(金) 07:50:50.50 ID:ZIgkmOvmM
◆楽天11―2日本ハム(4日・楽天生命パーク)
楽天が球団史上初の快挙をなし遂げた。日本ハムに11―2と大勝し、創設15年目で初めて本拠地開幕カード3連戦で3連勝を飾った。プロ初登板初先発のドラフト4位の弓削を2点リードの5回途中で交代するなど、昨季の監督代行から昇格した平石監督の采配も的中。
昨季は20勝49敗と大きく負け越した楽天生命パークで最高のスタートを切り、5連勝。首位・ソフトバンクとの0・5ゲーム差をキープした。
夕暮れの楽天生命パークが、忘れかけていた歓喜に包まれた。6回に打者一巡の猛攻で8点を奪うなど、今季初の2ケタ得点で日本ハムに大勝。
本拠地で3連戦3連勝は17年7月以来で、ホーム開幕戦で3連勝を飾るのは球団史上初だ。「とにかく勝ちたかった。いい姿を見せられたのかなと思う」。
平日の昼ながらスタンドを埋めた2万6137人のファンを見て、平石監督が目を細めた。
若き指揮官の采配がズバリと当たった。3点リードの5回。ここまで毎回のようにピンチをしのいできたプロ初登板初先発の弓削が1点を失い、なお1死一、三塁。
ここで動いた。「勝たせてあげたかったけど、取れる試合を落とすと、チームがズルズルと行くこともいっぱいある。心を鬼にした」と継投策を取った。
情熱に冷静さが備わった。根っからの負けず嫌いで、本拠地で20勝49敗と負けまくった昨季について「思い出したくない」と吐き捨てるほど。
勝利を求めすぎるあまり、感情をコントロールしきれない場面も目についた。
だが、今季はコーチ陣と対話を重ねる。弓削の降板もさまざまな状況を想定した上で「球数(95球)も行っていた。あそこがギリギリだった」と落ち着いて決断を下していた。
投手も打線もつないで、則本を欠き、岸も故障で離脱したチームは昨年7月以来の5連勝だ。
昨年の開幕からの6試合と真逆の成績になったが「まだ始まって6試合。勘違いも油断もできない」と指揮官。
生まれ変わった楽天が、着実に白星を積み重ねていく。(片岡 泰彦)
引用元: ・【楽天】球団初の本拠地開幕カード3連戦3連勝!Wエース不在でも強い