楽天は１２日、森山周外野手（３４）が現役を引退すると発表した。

　森山は球団を通じてコメントを発表。「２０１３年の日本一が一番の想い出です。他球団から移籍して来て、大した成績を残していない中、たくさんのご声援をいただき本当にありがとうございました」とファンに感謝した。

　森山は報徳学園、大産大からヤマハを経て２００５年ドラフト４位でオリックスに入団。俊足と堅実な守備で貢献し、１１年には８２試合に出場したが、１２年オフに戦力外通告を受けた。楽天に加入後は走塁のスペシャリストとして活躍し、移籍１年目の１３年は自己最多８９試合に出場して日本一に貢献。しかし昨季は５０試合、今季も４７試合と出場機会は減少し、現役引退を決断した。通算成績は４７６試合出場で１２９安打、打点２８、盗塁４８、打率・２４２。来季は２軍の外野守備走塁コーチに就任する予定。