初めての夢舞台に胸が高鳴った。松井裕は「（選出は）想像してなかった。ファンの皆さま方に感謝しています。
三振を期待されると思う。期待に応えたいので、できれば３つ三振を取って、ゲームを締めたい」と３者連続Ｋでセーブを挙げることを“公約”した。
対戦したい打者にはヤクルト・畠山を挙げ、「交流戦でホームランを打たれているので、ぜひリベンジしたい」と気合を入れた。


　球宴には特別な思い出がある。小６だった０７年、横浜ベイスターズジュニアに所属したことがきっかけで、０８年の横浜スタジアム開催だった球宴では本塁打競争の際、外野でボールボーイを務めた。
巨人・ラミレスや、楽天・山崎武司ら強打者の打球を間近で見て、衝撃を受けた。それだけに「すごい人たちが集まるところ。お祭り的なところもある」と目を輝かせた。

　同世代の西武・森と盛り上げる。森は投票で全体１位になった。「去年フレッシュ（球宴）で一緒にやって、１年たって２人とも上で選ばれた。うれしいことですし、
同い年なので、僕らの代も１個上に負けないようにしたい」と左腕。日本ハム・大谷や阪神・藤浪ら黄金世代に負けないほどの、強烈なインパクトを残す。

（長井　毅）

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http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20150627-OHT1T50006.html