楽天のオコエ瑠偉外野手（１８）は１３日、ＢＣリーグ・福島ホープス戦（郡山）でメジャー通算５１勝を誇る大家友和投手（４０）からタイムリーを放った。
福島の３番手・大家のナックルを中前に運んだ。
「ナックルは軌道が読めない。適当にというか…（笑い）。スピードがスピードなんで、力みすぎないように気をつけました」。やや打球が上がったが、中前に落ちる適時打となった。
気づいていなかった。
マウンドには１００キロにも届かないナックルを連投する右腕。
４０歳を迎えナックルボーラーに変貌を遂げた男が、元メジャーリーガーとは分からなかった。「いや、知らなかったです」。最後にメジャーに在籍した０９年、まだ小学生だったオコエにとっては未知の変則投手との対戦にすぎなかった。

これはしゃーない