立大時代の楽天・田中。自らのセールスポイントを前面に押し出し、プロ入りへつなげた
野球選手の人生は、中学生の低学年までに決まるという『説』を聞いたことがある。野球エリートが名門高校に進学して、甲子園で実績を残して、プロ入りするという青写真。だが、あくまで一般論に過ぎないと思う。
2019年が明け、勝負の3年目シーズンを迎えるのが楽天・田中和基だ。入団2年目の18年に新人王を獲得。今季は相手のマークが厳しくなる中で真価が問われ、俗に言う『ジンクス』と向き合う。
しかし、これまで歩んできた「野球人生」からすれば、こうした壁とは無縁と言えるだろう。田中には卓越した身体能力に加えて、頭脳があるからだ。
引用元: ・野球選手の『説』を自らの力で覆した楽天・田中和基