9月17日ロッテvs楽天9回表に“事件”は起こった。
「気づいていましたよ。笑っちゃいました。」そう振り返ったのは楽天の今江年晶選手。若くからロッテの主力選手となり、2016年に楽天へFA移籍した35歳。古巣との対戦はもう三年目になる彼が、いったい何に笑ってしまったのか。
その理由は場内アナウンスの言い間違い。「4番ウィーラーに変わりまして代打今江。マリーンズの…… イーグルスのバッター、今江。背番号8。」声の主は、ZOZOマリン名物の場内アナウンスを務める谷保恵美さん。今年アナウンス歴28年目を迎えるベテランが、まさかの言い間違いだった。
今江選手の分析はこうだ「昨日谷保さんと偶然裏で会って。変わらずいい声ですねと久しぶりに話をさせてもらったんです。ちょっと昔を思い出したんですかね。」
ロッテ在籍14年。幾度となく名前を呼んできたが、敵となってはイーグルスの選手としてアナウンスをしてきた谷保さん。偶然の再会を経て起きた“事件”だった。
そして何より印象に残ったのが、そんな一幕を嬉しそうに語った今江選手の笑顔だった。
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